R加工の造形物をご依頼頂いたので、ランバ―コアと曲げベニヤにて製作致しました。
まずはNCルーターにてランバ―コアをカットします。
ランバ―コアですが、NCルーターで使うエンドミルと言う刃物を、時計回りに切るか、反時計回りに切るかによって、毛羽立ちを防げます。
コンパネなど木板なども同じです。使う刃物によって、毛羽立ちが酷い場合は、逆回りでカットすると切り口が綺麗に仕上がる事があります。また木板系もアクリル板などもそうですが、時間がかかりますが、なるべく刃物は2回通した方が切り口が綺麗に仕上がります。
↑フィニッシュである程度組んで、はじいてしまいそうな所はビスで止めてます。
流線形造形の完成です。
↑仕上げにインクジェット出力のシートを貼るので、細かい段差がある所はパテで仕上げて、更にプライマーと呼ばれる密着材を塗布します。
塗布してから再度400番くらいのペーパーで研磨し、更にプライマーを塗布します。更にペーパーで研磨してやっとシートを貼ります。
シートを貼った物は今回都合によりお見せ出来なくで残念です。
その代わりと言っては何ですが、弊社のレーザー、吸い込みが悪いのでフィルターを見たら↓こんな感じになってました。
グレーのフィルターが茶色になってると言う事は目茶目茶目詰まりしてる・・・というか布がカチンコチンでした。
SNSでよく紹介されている↓これを使って、1日漬け置きした結果・・・
↓摩訶不思議。新品の様なグレー色のフィルターに!!!
一体どれくらい放置していたんだろうか・・・(多分3年くらい)(笑)
レーザーにチラーがついていたら、チラーの水も使う頻度によりますが、半年に一回は交換しましょう!
「水は腐んねんぞ!」と怒られる夢を見そうです(苦笑)
機械はメンテナンスして大切に使いましょう。くれぐれも酷使しすぎないように、人も機械も・・・